ブログ 日本の敗戦を総括する
高市政権になり、国論を二分する政策に着手するという宣言がなされた。国論を二分する政策とは紛れもなく「憲法改正」である。護憲か改憲かの論議であると同時に何を変え、何を変えないかの議論である。それに関連して「安全保障」の問題、端的に言えば「非核三原則」(1967年に佐藤栄作首相が国会で表明した日本の「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」という政治方針)の見直しである。目的はどうやって日本の領土と国民の生命と安全を守るかということである。また、皇室を安定的に維持するための皇室典範改正も重要な案件で、憲法における天皇の位置づけや国体に関わる問題を包含している。これらの問題を正視して取り組むためには、太平洋戦争における日本の敗戦を総括する必要がある。それがなされていないために「国論を二分する」政策になっていると私は考えるからである。 16世紀に始まる「大航海時代」は、貴金属(金・銀)の略奪や、香辛料などの交易独占を目的として開花した。その後、産業革命を契機として母国の工業製品を売る「市場」と、安価な原料(農産物や鉱物資源)を供給する「供給地」の獲得に変化をしていったのが18世紀後半から19世紀...
